04/06/2021

販路拡大・パートナー探しのセカンドオピニオン
シンガポールの法人設立について何社か問い合わせをしましたが、
設立までの流れが異なっていたり、金額感が異なっていたりと、はっきりとしたことが分からず、貴社の見解をお伺いしたいと考えております。
特に、法人設立の流れについて、最初に相談した業者は
「法人設立(現地の方が代表)」→「銀行口座開設(現地の方が代表)」→「EP取得のための$10万を送金」→「EPの取得」→「法人の代表の名義変更」
という提案をいただいているところもございまして、
この流れですと、弊社の権限がない状態で1000万円程度を送金しなければならず、かなりリスクが高いと感じております。
(EP取得には1000万円程度のデポジットが必要とのことです。)
また、開設した銀行口座へは500万円のデポジットを求められています。
(DBSの口座とのことです。)
先方としては銀行口座を開けやすいという理由があるのかもしれませんが、このような流れを提案してくるのは危険な業者でしょうか?
事実と異なる部分などありましたらご教示いただけますと幸いです。
また、通常はどのような流れで、どのような金額感で設立していくのでしょうか?
お問合せありがとうございます。まずはとてもストレートにお答えしますので、ご了承ください。これは御社の主たる事業がFX事業者であることに起因した各銀行がどのようにその事業を見てくるかの見解が異なるところからバラバラ感が発生していると思います。正直当社でも悩みます。一般的には法人登記→銀行口座開設→その後御社が株主の新設法人口座に資本金を入金という流れです。但し、提案内容は御社事業では銀行口座確保が難しいと思ってのカスタマイズな提案となり、流れとしては合ってますね。1点のヘッジを打つのと1点の注意点は理解しておくべきです。ヘッジ部分としては、10万ドル送金時には御社と(現地の方が代表)法人と貸付契約を締結しておくこと。更に1点の注意点は仮にこの方法で銀行口座開設ができたとしても、御社が株主になった時点で銀行に報告がいき調査(DBS銀行はAnnual Reviewという質問から調査に入ります)がスタートした場合、銀行口座維持ができるかという点の回答を事前に得ておくことです。この2点を確認する前に危険な業者と結論つけることは時期早です。御社のことを思っての提案かもしれませんので、しっかりドキュメントを行った上で対応しましょう。また、全てのシンガポール法人の会社情報や決算書(決算書は会計事務所であれば公開はしていると思います)はACRA Websiteから購入できますので、与信もさらっとしておくとよいでしょう。(西田)https://www.tis.bizfile.gov.sg/ngbtisinternet/faces/oracle/webcenter/portalapp/pages/TransactionMain.jspx?selectedETransId=dirSearch