シンガポールに現地法人を設立し、三国間貿易をしたいと考えております。
法人設立のメリットデメリット等、一度お話を聞かせて頂ければ幸いです。また当社は現在シンガポールの大手量販店が売り先にあり、仕入は中国工場から実施しています。その中国現地の貿易会社に商社機能をもたせていましたが、中国外貨管理局の規制強化のため資金送金に難が生じ、自社でその機能をもたせるため、シンガポール子会社でその物流をコントロールできないかという相談になります。当社代表(現在日本在住)はシンガポール移住の予定はございません。
お問合せありがとうございます。ご相談内容を見る限りでは現在が3国間(中国→日本→シンガポール)で、今後は中国→シンガポールという取引になります。まずはシンガポールでの取引を国内取引とし、中国工場側へは支払のみとする形は銀行取引の安定化という点で英断であると思います。また、中国工場への支払い及びシンガポール量販店への仕切値に変更がなければ過去取引と何ら収益性は変わらないため移転価格税制上の問題にもあたらない理解です。今回のシンガポール法人(子会社またはグループ会社の設立)では商社機能を日本本社と切り離して経営していくという将来的な課題はあります。最後に、最も重要な点としてシンガポール国内販売になるため、シンガポール現地消費税(7%)が課税対象になります。年間取引もS$3Millionを超えるとのことから消費税による価格やコスト上昇は避けられません。それらを実施する経済的メリットがあるかなどの検証が必要となってきます。(西田)