Vol.027 — エージェント開発者の正直な声。「AIエージェントを作るのをやめろ」。なぜ?

Vol.027 — エージェント開発者の正直な声。「AIエージェントを作るのをやめろ」。なぜ?

掲載日: 2026-05-14 | ニュースレター


概要

r/AI_Agentsで「AIエージェントを作るのをやめろ」と題された投稿が拡散した。書いたのはそれを生業に作っているコンサルタントで、大半のクライアントを断っていると主張する。ゼンタは180度押し返す。彼の論はこうだ——この拡散したコンサルタントは「ただの作り手(Just Builder)」だ——ITの出自を持ち、その手札は作るか断るかしかない。一方、より価値ある実践者は「AIエージェント・デザイナー」であり、オペレーションやコンサルティングの出自を持ち、第三の選択肢——診断する——を持つ。ゼンタは実際のクライアント案件で例示する——退職する管理職をAIエージェントで置き換えたいとやってきた日本の土産物メーカーだ。作るでも断るでもなく、ゼンタはその管理職の実際のタスクリストを一つずつ辿り、会話の半ばでオーナーは「実はそれは自分でカバーできる」「それは別に自動化はいらない」と言っていた。何も作られなかった。会話こそが価値を届けたのだ。より深い主張——顧客はAIの問題を抱えることは決してない、彼らが抱えるのは事業の問題だ。そして会話からクライアントを遠ざける者は、勤務時間中にレゴで遊んでいるのと同じだ。エンタープライズの74%がライブのAIカスタマーサービスエージェントを撤回したというThe Registerの調査が、「まず作り、決して診断しない」が大規模に失敗しているマクロな証拠として引かれる。Do it simple. 会話こそがプロダクトだ。