Vol.049 — 何もかもが「AI搭載」。だが、それが実際どれだけ役立つかは誰も語らない。

Vol.049 — 何もかもが「AI搭載」。だが、それが実際どれだけ役立つかは誰も語らない。

掲載日: 2026-06-23 | ニュースレター


概要

Vol.049でゼンタは、「AI」という言葉を無視し始めたと打ち明ける——反対しているからではなく(彼はAIエージェントを作って生計を立てている)、ただ疲れたからだ。ある日「AI搭載の市場調査」を売り込まれてよく見ると、スタッフがコピペのプロンプトでManusを動かし、その魔法の言葉に課金していただけだった。彼はWordPress VIPの調査を引く——CMOや企業の購買担当800名を含む2,000人を対象に、60%が「AI」というブランドメッセージを「興ざめ」と答え、86%はAIを完全には信用せず原典を確認したいと答えた。だが「興ざめ」は的外れな枠組みだ、と彼は言う。人々は単に疲れているのだ。ラベルとは手間を省くためのもの。だがあらゆる製品が「AI搭載」を名乗ると、「証明する」仕事は買い手に突き返される。その検証コストこそが本当の税だ。Functional AI Partnersが見るより深い問題はこうだ——市場は買い手にラベルを与えたが、有用性を測る物差しを与えなかった。彼の処方は成果に基づく四つの問いだ——確認・修正の手間を差し引いた正味の時間短縮か、失敗を大きく知らせるか静かに隠すか、専門家でなくても誤りに気づけるか、そして自分の実際の仕事に合うか。どれ一つ「AI」という言葉を含まない。ASEANではAIリテラシーが低いほど、この税は重くのしかかる。Do it simple. それがAIかどうかを問うのをやめよ。役に立つかどうかを測り始めよ。