Vol.059 — AI Native 第6週:AI導入のベストプラクティス——「まずゴールを決めよ、役割はそのあとだ」

Vol.059 — AI Native 第6週:まずゴールを決めよ、役割はそのあとだ

掲載日: 2026-07-18 | ニュースレター


概要

Functional AI Partnersが公開で進める「Project AI Native」——シンガポールの会計事務所DCC Corporate Servicesを12週間で10倍の処理能力へ引き上げる試み——の第6週。ゼンタは今週、標準化した道筋を割り振るつもりだった。ところが実際に現れたのは、6週間前には書けなかったと本人が言う四つの役割だった。プロジェクト前はClaudeに触れたこともなかった4人の会計担当が、いまや自分の成果物を自ら点検し、頼まれてもいないのにダブルチェックの工程を足した者もいる。2人は仕上げた成果をMYOBへ流し込んだ。経費精算担当は成功、仕入請求担当は4件中3件が失敗——おそらく多通貨設定が原因だ。ゼンタはこの「失敗」を読み替える。壊れる箇所を探しにいく人こそ、品質管理の中心に自然と座るのだ、と。経営者への学びはこうだ。まずゴールを正しく定めよ、組織図ではない。ペースは事業の優先順位と、人が実際に学ぶ速さに合わせよ。Do it simple. まず明確なゴールから始めよ、組織図ではない。役割は、仕事がそれを見せる準備が整ったときにやってくる。