Vol.042 — 目標が「AIの利用」なら、あなたはもう負けている。

Vol.042 — 目標が「AIの利用」なら、あなたはもう負けている。Functional AI Partners ニュースレター カバー

掲載日: 2026-06-09 | ニュースレター


概要

Vol.042でゼンタが解体するのは、経営者がAIで犯す最も多い間違い——「利用(usage)」そのものを目標に据えることだ。彼は2005年の思考実験から始める。誰も部下に「Excelマクロ・ネイティブになれ」と命じたことはない。それでもマクロは広まった。決算をより速く締められたからだ。利用は本物の成果の残りカスであって、目標ではなかった。二十年後、経営者はただ「マクロ」を「AI」に置き換えただけだ。スタンドアップで導入率を追ううちにエージェントが予算の30%を静かに食い潰した話、トップダウンで命じられた三つのツールが失敗する一方、誰も命じていない一つのツールが自然に広まった話——こうした率直な投稿を束ね、ゼンタは説く。導入は副作用であって、目標ではない。「リテラシーを買う」場合でさえ、測定可能な成果として名指しせよ、と。そして彼はASEAN税を警告する。変革推進機能を持たないSMEは、ずれた目標の代償を二度払うことになる。Do it simple. 目標は利用ではなく成果に置け——導入は副作用であって、狙いではない。