Vol.064 — 【実録】AIネイティブ 日本版(DAY1)2分でできたことに、私たちは2週間と30ページを使っていた

掲載日: 2026-08-08 | ニュースレター


概要

Vol.064は、Functional AI Partnersが新たに始めた連載「AIネイティブ 日本版」の第1回(DAY1)だ。英語版がシンガポールの自社会計チームの物語であるのに対し、こちらは実際の顧客が自分の手で自分の仕事をAIネイティブに変えていく「日本の現場」の記録である。うまくいったところも、つまずいたところも、そのまま書く。ある化粧品メーカーの社長は、すでに毎日2時間ChatGPTを使いこなしており、FunAiの「AI業務診断」はこの方には不要だった。そこで西田は診断をやめ、自身のAIスタッフの働き方を見せる。社長はAI WebmasterのAzimahXに強く惹かれ、その場で全4回のカスタム研修を申し込んだ。理由は明快だ——社内にHTMLを書ける人がおらず、外部のウェブ制作会社に費用を払い続けていたからである。DAY1の最初の1時間は、アプリ導入・作業モード有効化・Chrome接続・サーバーログインといった「準備」に費やされた。だが会社概要の社長の肩書きを直す指示を出すと、AzimahXは約2分で完了リンクを返す。人間の制作担当者に「どこをどう直してほしいか」を伝えるためだけに作った30ページのパワーポイントと、約2週間かかっていた修正が、今日2分になった。お盆の出荷案内をトップに載せる作業も、また2分。西田がしたのは、楽しそうな二人を横で見ていただけだという——かつて自分がAzimahXを初めて動かしたときの驚きを、別の人が味わう光景こそが、彼には一番うれしかった。伝えたいことは一つ——AIネイティブになるのに特別な技術は要らない。難しいツールへの乗り換えも、詳しい人を雇うことも要らない。いつもの仕事を、いつもの言葉でAIに頼めばいい。現場のその人自身が、一番いいAIの使い手になれる。次回DAY2は、自社サイトの「健康診断」だ。シンプルにAIを。 いつもの仕事を、いつもの言葉で。